キトラ天文図を天球儀の形で再現しました。ちょっとしたインテリアにもなる体裁です。なお、この天球儀は通常の天球儀とは異なり、天文図との対比を重視して星座が裏返しにはなっていないことに留意してください。

	部品一式 ダウンロードした型紙２枚をA4サイズの厚手の上質紙に印刷します。印刷した紙に、けがき針で緯度線と舟形の折り目のところにスジを入れます。作例では、舟形のケガキを効率的に行うため、あらかじめ厚紙でつくった型紙をあてて線を引いています。
	部品の切り取り 型紙を切り取ります。のりしろは、工作の容易さを考えて工夫してください。 作例の右側は、のりしろを左右で互い違いにして組み合わせる方式、左は片側だけをのりしろにして貼り合わせていく方式を想定して切り取りました。
	部品の組み合わせ 舟形を一枚づつ貼り合わせていきます。接着には、速乾性のビニール系接着剤（セメダインCとかボンドGクリアとか）を使って手早く行うのが効率的です。
	組み上げて完成 8枚をすべて接着して完成です。最後の貼り合わせには少々手間取るかもしれませんが、底の方から定規等でのりしろを押しながら接着するなど工夫をしてください。
	Tips 天球儀の底の部分を、折りしろを残して切り離し、内側に折りたたむと強度が強くなります。 また、北極部分が尖がってしまうのが気になる場合には、東半球の型紙に北極中心の図を用意してありますから、中心部の必要な部分を切り取って貼り付けて下さい。
	原版 西半球原版のダウンロード 東半球原版のダウンロード

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